学習指導要領では「主体的で対話的な深い学びの創造」が示されています。
この中の「対話」にスポットをあてているのが「トモラボ」です。
自分と異なる視点や世界、価値観を持つ人と対話をすることが文部科学省のいう「アクティブラーニング」なのではないでしょうか。
本来なら、子ども、保護者、職場で「聞く、聴く、訊く」を通してアクティブ・ラーニングできたらいいのですが、実際は時間に追われネットなどから効率よく「正解」を集めてしまってしまいがちな昨今。
また、オンライン研修の普及により、離れた場所で同じ学びを共有できる世にもなりました。
そういった中で、同じ場所・時間の中で参加者同士が「困り感」について対話をしながら考えを深めていくのが「トモラボ」です!
目の前の子どもたちのために、福山市障がい者基幹相談センターの言語聴覚士、永井智樹先生と一緒に「納得解」を探究していきませんか。
トモラボ(永井智樹〈ながいともき〉先生のラボラトリー〈研究室〉)
2024年
1 日 時:5月24日(金)19:00~21:00
2 会 場:福山すこやかセンター3階マンパワー視聴覚室
(〒720-0032 広島県福山市三吉町南2丁目11-22)
3 資料代:500円(当日徴収)
4 テーマ:「子どもの問題についての"考え方“を考えよう」
ー問いの立て方で考え方と結論が変わるー
5 その他:駐車場あり、申込なし当日参加歓迎です
今回のテーマ「子どもの問題についての"考え方“を考えよう」について
「なんでこの子はこのことをやってくれないんだ」
「どうしたらやってくれるんだ」
は、「こちら側(自分)」の視点です。
「何がイヤなんだろう」
「何が好きなんだろう」
「何だったら、いつだったらできるだろう」だと
「あちら側(相手)」の立場で考えていることになります。
「問題を起こさないようにするにはどうしたらいいか」を考えるのか「減らすにはどうしたらいいのか」「認めらる行動をしてもらうにはどうしたらいいのか」という問いなのかでも違ってきます。
悩む人は、確認できない問い(なぜあのときあんなことをしてしまったのか)や、高すぎる理想の問い(ここまでできるにはどうしたらいいか)を立てて、答えが出ないネガティブな思考に陥ったり「どうせ自分はダメ」「あの人のせい」と、誰かのせいにして終わろうとしてしまいがちです。
問いとその推論から結論を出して実践する。
そのことを一緒に考えましょう。
*原則、奇数月の第4金曜日、福山すこやかセンター3階マンパワー視聴覚室で行っています。